生死を分ける ロスカット

ところで、株で儲けるコツは、支持線、上値抵抗線をマスターすることよりも、大事な事があります。
それがロスカットです。
ロスカットが何かを説明します。

 

株価は上下します。
上がると思って買っても、当然下がる事もあります。
セオリーはあるとは言いつつも、完全ではありません。
他の要因も絡んでくるというのも理由です。
例えば、海外の要人が予想に反する発言をした時など、為替が動く事があります。
それによって、円安になった場合は輸出産業が伸びる代わりに、お金がそちらに流入するため、内需株、金融や不動産、流通業界の株価が落ちてしまいます。
海外のサプライズは読めません。

 

また、海外のファンドが買いまくったり、売りまくったりすると、株価や為替が変動する事があります。
これも読めません。

 

関連企業や同業種の企業の決算発表が悪かった時、それにつられて下がるという事もあります。
これも読みづらいです。

 

ですから、セオリーを知っていても、株価は下がる事があると覚えておきましょう。
では、下がった時にどうするか。
これが問題です。
しかしこれもセオリーとしての対処法があります。
それがロスカットです。

 

ロスカットとは、損益を切るという意味です。
つまり、予想に反して株価が下がった時に、損益を出さないために売ってしまって、損益を最小限にする、という事です。
テクニックと言うほどの事ではありませんが、セオリーの一つです。
なぜこの程度の事が、セオリーと言われ、ここで取り上げる必要があるのか。
次でご説明します。


ロスカットは難しい 人間の心理はロスカットを嫌う

ここで取り上げるからには、ロスカットはとても重要な事なのです。
株価が下がったら損益を切るために株を売る。
これのどこが重要なのか。
なぜ強調するのか。
それは、みんなロスカットができないからです。

 

なぜロスカットができないのでしょう。
株価が下がったら損益を切るために株を売る、これだけの事なのに。
できない。
どうしてか。
それは人間の心理のせいです。
機械なら簡単にロスカットが出来ます。
プログラミングで、予想に反して株が下がった時に、いくら下がったら売るとしておけばいいわけです。
それで本人がどう思おうと、機械的に売られていきます。

 

しかし、悲しい事に人間はそれが出来ないのです。
それを邪魔しているのが心理です。

 

想像してみてください。
勝った株価が予想に反して下がった時、、、
どう思いますか?
上がってくれ上がってくれと思いませんか?
少し下がっても、損をしたくない、上がってくれ、と考えませんか?
思っていたよりも下がっても、これだけ下がったのだからそろそろ上がるんじゃないかと思いませんか?
同業種や、日経平均株価や、アナリストの意見の中から、ポジティブな情報だけを抽出して、よし上がる、と根拠の薄い決めつけをしませんか?

もしくは、すでにその経験がありませんか。

 

これが人間の心理です。
どんなにロスカットは大事だよと言っても、みなさん出来ないのです。
株価が下がっても、早めに機械的に売ってしまい、次の売買で稼げばいいだけのことです。
ロスカット、覚えてください。


  • 2015/06/17 22:31:17